The Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
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an overview
Support for the arts by public organizations in Britain
イギリスの公的機関の芸術援助

Data
■参考ウェブ・サイト
英国文化省
http://www.culture.gov.uk
アーツ・カウンシル・オブ・イングランド
http://www.artscouncil.org
スコティッシュ・アート・カウンシル 
http://www.scottisharts.org.uk
ナショナル・ロッタリー(公営宝くじ) 
http://www.lottery.culture.gov.uk
ロンドン・アーツ・ボード
http://www.arts.org.uk
ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート
http://www.bfi.org.uk
クラフツ・カウンシル
http://www.craftscouncil.org.uk
ブリティッシュ・カウンシル
http://www.britcoun.org
ウエストミンスター・シティ・カウンシル
http://www.westminster.gov.uk
公的援助の具体的な例
それでは具体的に芸術組織の例を見ながら、大中小の各団体に対してどのような公的援助が行われているか見てみよう(図「援助金歳入の内訳例」参照)。
例1は、ロンドンにある英国を代表するオペラ・カンパニーの一つ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の歳入の内訳だ。ENOは全国的に重要な団体なので、ACEが必要な資金の約半分を援助している。また、ENOはWCCの管轄する地区にあるので、WCCもレスカード使用者にチケット代の1割を負担するなど、わずかに援助しているが、ENOの残りの収入の大半はチケット収入に頼っていることがわかる。
例2は、非営利団体が運営するロンドンで一番重要な写真専門ギャラリー、フォトグラファーズ・ギャラリーの場合だ。歳入の半分以上は、ロンドンの重要な芸術団体を助けるLABの援助によるが、地元のWCCも歳入の5%に当たる援助を行っている。
例3は、WCC地区にあるユース・ダンスグループ、ウエストミンスター・ユース・ダンス・シーンの場合だ。この団体は、地元の青少年コミュニティのための活動を行っているので、WCCが歳入の70%近くを援助している。
18年間続いた保守政権がやっと終わり、97年に労働党のブレア政権に交代してからの新予算では、芸術援助金は以前より増え、英国の芸術団体にとっての冬の時代は、やっと過ぎようとしている。
しかし、ACEのスリム化は期待されたほど進まず、今後より多くの責任や業務を引き受けるRABは職員を増大しなくてはならないのに予算が思うように増えていないという問題も抱えている。
(初出:2000年3月「地域創造」Vol.8)


援助金歳入の内訳例
「Annual Review of Westminster's Support for Arts 1999」より
ACE: アーツ・カウンシル・オブ・イングランド
LAB: ロンドン・アーツ・ボード
WCC: ウエストミンスター・シティ・カウンシル
Earned: チケット売上げ、ワークショップなどからの収入
Trusts: その組織が非営利団体の場合、寄付や財源からの利子など
Commercial: 本屋、カフェ、レストラン・バーなどからの収益




 
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