Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
Contents


Arts Organization of the Month
2004.12.6
The Japan Society  
ジャパン・ソサエティ  
http://www.japansociety.org/index.cfm
日露戦争を契機に日本との相互理解の重要性を感じたニューヨークの事業家たちによって1907年に設立された非営利・非政治的な民間組織。日米の相互理解と交流を深めることを目的とし、芸術文化、教育、国際交流などの分野でさまざまな活動を行なっている。近年では、日本をアジアの一員として捉え、その活動を広げている。

舞台芸術の領域においては、1953年に舞台公演部が発足。以来、歌舞伎の5代目坂東玉三郎、能の観世英夫、狂言の野村万作から、日本を代表する現代音楽の作曲家である武満徹、伝説的な舞踏家・大野一雄など、伝統芸能、現代演劇、コンテンポラリーダンス、音楽など、古典から現代までの日本のあらゆる舞台芸術をアメリカ人に向けて紹介してきた。年間約40公演を本部ビル内278席の劇場にて上演する他、全米ツアーのプロデュースも積極的に行っている。

最近では、日本の舞台芸術の紹介に留まらず、日本、アメリカ、アジアのアーティストによるコラボレーションの機会をプロデュースし、新しい作品の創出をサポートする活動に力を入れている。また、アメリカ在住の日本人アーティストや日系アメリカ人パフォーマー、さらに日本文化にインスパイアされた欧米人アーティストにも注目するなど、事業の幅を広げている。

日本の現代アーティストとの関係で特に注目されているプログラムが2002年からスタートした「日米振付家交換レジデンシープロジェクト」である。これは、ニューヨークのジャパン・ソサエティとダンス・シアター・ワークショップ、フィラデルフィアのペインテッドブライド・アートセンター、日本のジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)の共同事業として2年に1回実施されているもの。アメリカと日本のアーティストがともに両国の公演地で1週間程度滞在し、アーティスト同士の交流を深めるとともに、各地のダンスコミュニティとも交流を図るというレジデンシープロジェクトである。このプロジェクトをきっかけに、参加アーティスト同士が共同で作品をつくり、日米両国で公演を実現するなど成果が表れている。

2005年1月16日から第2回目のプロジェクトがスタートし、5人のアーティストが参加して、ボストン、フィラデルフィア、ニューヨーク、京都、松山で活動を行なう。参加アーティストは、タニア・アイザック(フィラデルフィア)、オーリー・フローミン(ニューヨーク)、サラ・スウィート・ラビドックス(ニューイングランド)、北村成美(日本・大阪)、天野由紀子(日本・東京)。
 
TOP