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駐日大使館の付属機関で日本における韓国文化の総合窓口。現在ではニューヨーク、ロサンゼルスなど世界9カ国に開設された韓国文化院の先駆けとして1979年に東京・池袋のサンシャイン60に開院。芸術から韓国映画、テコンドーまで幅広い韓国文化の情報発信と伝統から現代にいたる文化の紹介を行うとともに、韓国と日本を結ぶ各種交流事業を展開している。1995年に南麻布に移転。開院30周年を迎えた2009年5月、東京・四谷にギャラリー、多目的ホール、図書映像資料室などの施設を備えた新庁舎を開設した(99年には大阪韓国文化院を開設。07年に移転して施設を拡充)。外交通商部所属の外交施設という位置づけだが、財源および活動領域は文化体育観光部に準拠している。しかし、意思決定はこれらの省庁から完全に独立しており、その意味でいわゆるアーツ・カウンシル的な存在でもある。
開院以来、語学教室、月刊誌発行、映画上映会、文化行事、講演会などの文化活動を実施してきた。95年頃からは、日本における韓流ブームを受けて映画・ドラマ・アニメーションなどのメディアコンテンツの普及や観光を目的とした広報宣伝活動にも力を入れ、積極的に上映会を実施。01年からは東京国際映画祭と提携して、日本未公開の新作映画を上映する「コリアン・シネマ・ウィーク」を開催し、人気を博している。
また、新庁舎開設を機に「韓国文化院韓国語講座」を独立させ、文化院付属の韓国語教育機関「世宗(セジョン)学堂」を設立。上級語学クラスや韓国語講師のためのプログラムを開発するなど日本における韓国語教育の充実を図っている。
舞台芸術の自主企画は年に1、2件ほど。共催、後援、ホールの貸館、情報提供といった形での支援が多い。韓国文化の紹介や文化交流に寄与するプロジェクトであれば後援名義の提供、広報のサポート、情報提供、実費程度での貸館(共催事業の場合ほぼ無料)などの形で支援を行なう。大規模な共催事業の例としては、01年に教科書問題のため駐日大使が召還され不在という状況でハングルオペラ『黄真伊(ハンジニ)』を新国立劇場で上演し、成功を収めた。 |
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