Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
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フランス芸術振興会
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フランス芸術振興会(ONDA)
Office national de diffusion artistique


Address:
13 bis, rue Henry Monnier, 75009 Paris, France
Tel: 33 (0)1 42 80 28 22
Fax: 33 (0)1 48 74 16 03
E-mail: info[a]onda.fr
URL: http://onda.fr/
Arts Organization of the Month今月の支援団体
2011.3.14
フランス芸術振興会(ONDA) 
 1975年に設立されたNPO。フランスの文化・コミュニケーション省の出資を受け、3年ごとに同省と交わされる合意に沿って方針を決め活動する。革新的、同時代的な舞台芸術のフランス内での普及(diffusion)および国際的交流に従事。ジャンルは問わず、パフォーミング・アーツ全般を対象とする。

 ONDAのチームは年間約1,200作品を見ており、フランス内外の多数の劇場、会場、フェスティバルとパートナーシップを構築している(日本では現在あいちトリエンナーレ、F/T、SPAC)。その情報量と判断・分析力に基づき、年間約700件のコンサルティング、約50のミーティング、その他多数のインフォーマルなディスカッションを通して、アーティストにはネットワーキングと作品普及のための、プログラマーには新しい作品や若手アーティストを発見するためのアドバイスを行っている。ミーティングにはフランス内外から年間約800の劇場や組織、3,000人のプロフェッショナルが参加。「La Lettre d'information de l'Onda(The Onda Newsletter)」「Le Cahier de l'Onda(The Onda Report)」などの発行やウェブサイトを通しても情報を普及している。

 助成は基本的に作品の普及を目指して行われるため、単体の作品そのものや会場の活動一般を対象にせず、特定の作品の特定の地域での上演にあたってその会場に提供される(その作品が作られた地域以外での上演が主な対象となる)。2009年には2,303,973ユーロ、1,135件の助成を行い、644のアーティスト/グループによる767作品の2,544公演に繋がった。そのほか、国内ツアーにおける移動費の助成、音楽に特化したプログラムなども展開している。

 フランスのプログラマーによる外国作品の導入を推進するため、外国のフェスティバルやイベントと提携して「Scouting Trip」を実施するほか、各地のパートナーとの提携による「Destination」、モビリティ・グラント、外国作品のフランスツアーにおける字幕作成費や移動費の助成などのプログラムを展開。日本関連では、2009年には梅田宏明『While Going to a Condition』『Accumulated Layout』の公演、平田オリザ/アミール・レザ・コへスタニ/シルヴァン・モーリス『ユートピア?』のツアーが対象になっている。フランス作品の外国への普及のためには、ショーケース「Focus théâtre」「Focus danse」をキュルチュールフランスなどとの提携で実施するほか、プロフェッショナルの国際的活動のためのトレーニング・プログラムも展開している。

 ONDAはIETMの創立メンバーでもあり、ヨーロッパにおけるモビリティ強化や各国間の不均衡是正のため、若いプログラマーの交流や「Travelogue」(データやリサーチを集約し分析するオンラインツール)の立ち上げなどを目指すプラットフォーム「SPACE(Supporting the Performing Arts Circulation in Europe)」を主導している。創立メンバーはONDA(パリ)、フランダース演劇協会(ブリュッセル)、オランダ演劇協会(アムステルダム)、ITI(ベルリン)、New Theatre Institute of Latvia(リガ)、ブリティッシュ・カウンシル(ロンドン)、Ente Teatrale Italiano(ローマ)、Pro Helvetia(チューリッヒ)、The Red House Centre for Culture and Debate(ソフィア)、Art and Theatre Institute(プラハ)。
 
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