Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
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アーティチョーク・トラスト
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アーティチョーク・トラスト
Artichoke Trust


Address:
Toynbee Studios
28 Commercial Street
London, E1 6AB
United Kingdom
Phone: + 44 (0) 20 7650 7611
artichoke[at]artichoke.uk.com
http://artichoke.uk.com
Arts Organization of the Month今月の支援団体
2016.12.13
アーティチョーク・トラスト 
 英国セリズベリー・フェスティバルの共同創設者であるヘレン・マリアージとニッキー・ウェブによって2005年に設立された巨大屋外パフォーマンスの制作・支援に特化した文化慈善団体。なかでも、より大勢の観客に開かれた質の高い芸術作品を制作するアーティストの支援に尽力してきた。アーティチョーク・トラストの全活動は「芸術とは、劇場や美術館で特権的な人々のみが鑑賞できるものではなく、誰もが公共空間で楽しめるものであるべき」という指針に支えられている。この「すべての人のための芸術」という活動方針に従い、2006年に初のプロジェクトを手掛けて以後、ほとんどの作品は無料で提供されている。
 アーティチョーク・トラストの名を一躍世に広めたのは、フランスの巨大人形劇団ロワイヤル・ド・リュクスをロンドンに初招聘し、市内に11.2メートルの象人形を登場させた『The Sultan’s Elephant(スルタンの象)』。ロンドン市内の公道約8キロを封鎖し、トラファルガー・スクエア、セント・ジェームス・パーク、ヘイマーケットなどの公共空間で野外劇を展開した。BBCによると約100万人がこのパフォーマンスを目撃したという。
 また2009年からは欧州各地で行われている白夜祭を、英国で初開催。「Lumiere」と題し、英国最大規模の光の祭典をダーナム(2009年〜13年)、デリー(13年)、ロンドン(16年)などの都市で実施。13年のダーナムでは、580万ポンド(約7億8,000万円)の経済効果を上げて話題になった。またロンドンでは、アトム銀行、ブルームバーグ、ハート・オブ・ロンドン、ビジネス・アライアンス、ロンドン&パートナーズ、キングスクロス、ウェストミンスター・カウンシルなどの助成を得て大々的に開催。このイベントでも、100万人規模を集客した。
 プロジェクト資金の大部分は、アーツカウンシルからの助成と、企業スポンサーシップによるが、組織が自ら運営する寄付金組合アーティチョーク・ハーツを介して集められる個人資金も活動を支えている。月々3.5ポンド(約470円)から、ウェブサイトを介して誰もが彼らの活動を支援することができる。
 
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