国際交流基金の月刊ウェブサイト「Performing Arts Network Japan」は、2004年12月の創刊より毎月一人、日本のアーティストを紹介してきている。今夏の創刊3周年・第30号の節目にあたり、30人のアーティストのインタビューをまとめた単行本を10月10日に水曜社より発行する。本書は、これまでに掲載されたインタビューを一部再構成し、多彩な表現を内包する日本文化の底力を垣間見ながら、現代日本のパフォーミングアートの世界において何が起こっているのかを俯瞰できる格好の一冊となっている。日本国内の書店にて販売。
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『パフォーミングアーツにみる 日本人の文化力』
Energizing Japanese Culture: The Performing Arts in Japan
古典芸能からコンテンポラリーダンスまで──世界に向けて語りかけるアーティスト30人のロングインタビュー 世界遺産に登録された能・歌舞伎から邦楽、演劇、コンテンポラリーダンスまで──世界に冠たる多彩な表現を内包した日本のパフォーミングアーツは、「日本人の文化力」の証しだ。世界に向けて語りかける、アーティスト30人のロングインタビュー。
2007年12月13日〜15日
ハリー・パーチ作 『怒りの妄想』 Harry Partch's Delusion of the Fury ジョン・ケージと並ぶ戦後のアメリカを代表する作曲家ハリー・パーチ1969年の作品。パーチが能と歌舞伎に触発されて創ったこの総合舞台作品を復刻し、再演する。マッカーサー「ジーニアス」賞受賞者の劇作家・演出家ジョン・ジャスランと、音楽監督・指揮にハリー・パーチ研究所のディーン・ドラモンドがタッグを組む。
ソウル国際舞台芸術祭Seoul Performing Arts Festival(SPAF)が開幕(2007年9月20日〜10月14日)
2001年に、ソウル演劇フェスティバル(1977年創設)とソウル・ダンス・フェスティバル(1978年創設)を統合し、韓国における最大規模のフェスティバルとして再出発した「ソウル国際舞台芸術祭Seoul Performing Arts Festival(SPAF)」。第7回を迎える今年は、9月20日から10月14日までアルコ芸術劇場、国立劇場、西江大学メリーホール、南山演劇センター、同徳女子大学校舞台芸術センターを会場に開催される。
今回のテーマは、「Base of Arts Challenge! Dare to dream Provocation!(アートの基本:チャレンジ! 劇的な夢を!)」で、世界16カ国から38の演劇、ダンス、音楽、パフォーマンスが一堂に集う。
日本関連では、大岩淑子ほか、韓国・中国の舞踏家が振付、競演する舞踊公演『その時代、その時 At This Point』や、青森・弘前劇場の長谷川孝治が現地との合作公演として行なう『ソウルの雨』(日本人と韓国人の愛の物語を青森県の美術館を舞台に描いた作品)が参加している。また、国際交流基金がプロデュースしているインド・イラン・ウズベキスタン・日本のコラボレーション『<演じる女たち>3部作〜ギリシャ悲劇からの断章〜(Performing Women - Medea, Jocasta, Helen)』もフェスティバルのクロージング作品として上演される。
今年は、フェスティバルの会期に併せて開催される「ソウル舞台芸術祭PAMS2007」に加えて、IETMのサテライトミーティングが予定されており、いつにも増して各国の舞台芸術関係者で賑わいそうだ。
井上ひさし作『父と暮らせば』の英語版The Face of Jizoがロンドンで開幕(2007年10月23日〜11月10日)
井上ひさし原作『父と暮らせば』の英語版The Face of Jizoが、ロンドンを拠点に活動する日本人劇団「一座」により、イギリスで上演される(2007年10月23日〜11月10日)。
『父と暮らせば』は、1945年8月6日、原爆投下により愛するものたちを一瞬にして失い、自分が生き残ったことへの負い目に苦しみながら広島でひっそりと暮らす美津江が主人公。あの日から3年、原爆の資料集めに情熱を注ぐ青年と出会い、恋心を抱くものの、自分だけ幸せになることができない娘を励まそうと死んだ父親が甦り‥‥。井上ひさしが座付き作家として活動する「こまつ座」による94年の初演以来、毎年のように再演を重ねている傑作で、97年にはフランス、2001年にはロシア公演を行い、映画化もされている。「できれば核を保有する国すべてで見てもらいたい」という作者の願望が込められた一作。
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The Face of Jizo (原題:父と暮せば) 日程:2007年10月23日〜11月10日
会場:Arcola Theatre [studio2] Arcola Theatre
作:井上ひさし/翻訳:ロジャー・パルバース
演出:伊川東吾
美術:入口衛
衣裳:和井内京子
音楽:深町純
制作:ジョー・アラン
出演:楠原映二、桜典子
英訳戯曲 井上ひさし『父と暮せば』The Face of Jizo
岩崎正裕『ここからは遠い国』A Country Far From Here
ケラリーノ・サンドロビッチ『フローズン・ビーチ』Frozen Beach
坂手洋二『屋根裏』THE ATTIC
鄭義信(チョン・ウィシン)『冬のひまわり』 The Winter Sunflower
松尾スズキ『マシーン日記』The Machine Diaries