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2008.6.20
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第62回アヴィニヨン演劇祭のアソシエート・アーティストはヴァレリ・ドレヴィルとロメオ・カステルッチ(2008年7月2日〜27日)
 2008年で62回目を迎えるアヴィニヨン演劇祭は、7月4日から26日までの3週間にわたって、法王庁宮殿(Palais des Papes)の中庭をメイン会場にアヴィニヨン市内の約20カ所のさまざまな施設で開催される。
同演劇祭では2004年からアソシエート・アーティスト制をとり、毎年異なるアーティストがプログラムの芸術監督を務めている。2008年は、同演劇祭の常連アーティストであるフランスの女優ヴァレリ・ドレヴィルValérie Drévilleと、イタリアのソチエタス・ラファエロ・サンツィオ率いる演出家ロメオ・カステルッチRoméo Castellucciが務め、二人の作品を中心にしたプログラムが組まれている。
ヴァレリ・ドレヴィルは、戦後のフランス演劇界を代表する演出家・故アントワーヌ・ヴィテーズAntoine Vitez演出の作品The Satin Slipper で87年にアヴィニヨンに登場して以来、数々のヴィテーズ作品に出演し、女優としてのキャリアを築いてきた。今年は、『ランデヴー・ウィズ・アントワーヌ・ヴィテーズRendez-vous with Antoine Vitez』と題し、シャイヨー宮国立劇場総監督、コメディー・フランセーズ総監督を歴任してきたヴィテーズへのオマージュとして、彼の教え子とともに未発表作品のリーディングほか氏の功績をたたえる「プロポーザル」公演を行う。
ロメオ・カステルッチは、98年のアヴィニヨンに初登場。2001年からはアヴィニヨンを皮切りに、ヨーロッパの主要フェスティバルと共同製作しながら、都市ごとにエピソードが進化する3年に及ぶ連作プロジェクト『エンドゴニディアの悲劇 Tragedia Endogonidia』を成功させている。カステルッチはその間、演劇を時間とともに変化する「肉体」ととらえ、生命感にあふれた美術作品のインスタレーションのような「開かれた公演 Open Performance」とよぶ独自の空間手法を確立。05年にはヴェネチア・ビエンナーレ演劇部門のディレクターも務めている。今年は、ヴァレリ・ドレヴィルとともにダンテの神曲にインスパイアされた新作La divine comédie de DANTEのほか、3作品を発表する。
このほか、ベルリンのシャウビューネ劇場制作の『ハムレット』(トーマス・オスターマイヤーThomas OSTERMEIER演出)、Mathilde Monnierと Philippe Katerineによる舞踊と歌を融合させたダンス・コンサート『2008 ヴァレー 2008 Vallee』など、ヨーロッパの気鋭アーティストの新作を中心とした多彩なラインナップとなっている。
アヴィニヨン演劇祭 Festival d'Avignon
[会場]フランス アヴィニョン市 法王庁宮殿ほか
[開催期間]2008年7月4日〜26日
http://www.festival-avignon.com
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