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2008.12.24
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バービカン劇場の国際プログラムBITE09プログラムに日本から2作品(2009年1月〜)
  かつての英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの拠点として知られる総合文化センター、バービカン・センター。センターが海外から一流の舞台芸術を招聘する「BITE (Barbican International Theater Events)」の2009年上半期ラインナップとして、谷崎潤一郎の小説をもとにしたサイモン・マクバーニー演出『春琴』と蜷川幸雄演出『NINAGAWA 十二夜』が登場する。

 BITEプログラムは、1998年に6カ月間のフェスティバルとしてスタート。2002年からは1年を通して海外の演劇、ダンス、音楽作品を紹介する国際プログラムにリニューアルされ、2008年に10周年を迎えた。ちなみに、10周年記念のBITE08では、上演時間9時間というロバート・ルパージュの最新叙事詩『Lipsynch』、ブラジルのヒップホップカンパニー「アフロレゲエAfroReggae」の『Favelization』、マース・カニングハムMerce Cunningham Dance Companyの新作『XOVER』などがプログラムされた。

 BITE09の幕開けを飾る作品のひとつとして上演されるのが、サイモン・マクバーニーが谷崎潤一郎の小説『春琴抄』『陰翳礼讃』にインスパイアされて創作した『春琴』(コンプリシテComplicite+東京・世田谷パブリックシアター共同制作)。19世紀の大阪を舞台に、盲目の三味線師匠・春琴と、奉公人・佐助の主従を超えた愛を描いた谷崎の代表作を、マクバーニーが人形振りや三味線音楽、障子など日本の伝統美を活かした斬新な舞台に仕上げた。2008年2月に東京で初演。ロンドン公演(2009年1月30日〜2月21日)のあと、東京での再演も予定されている。

 2005年に演出家蜷川幸雄が初めて歌舞伎演出に挑戦し、その後数々の演劇賞を受賞した『NINAGAWA 十二夜』が念願のロンドン公演を果たす。巨大な桜や鏡を駆使した舞台装置のほか、歌舞伎音楽とチェンバロが融合する彩り豊かな歌舞伎版シェイクスピアとして話題になった。ロンドン公演は2009年3月24〜28日。東京で6月、大阪で7月に再演される予定。初演時に収録した蜷川のインタビューと、舞台美術を担当した金井勇一郎のインタビューを当サイトに掲載中。BITE09の5月までのラインナップほか詳細はセンターウェブサイトを参照のこと。
バービカン・センター
http://www.barbican.org.uk/
『NINAGAWA 十二夜』ロンドン公演サイト
http://www.kabuki-bito.jp/juniya/
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