The Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
Artist Database
松尾 スズキ
Born: 1962
Function: 演出家 劇作家 俳優
Company: 大人計画


Profile:
福岡県生まれ。九州産業大学芸術学部デザイン科卒業後上京し、会社員、イラストレーターを経た後、1988年に自らが主宰する「大人計画」を旗揚げ。作・演出・出演を務める。業の深い主人公たちが活躍する独自の世界と、個性的な俳優陣により若い世代に強烈にアピールし、90年代小劇場演劇シーンのトップランナーとなる。現代社会の日常を包み隠さずシビアに見つめることを通して、この世に存在する全ての物事に対する平等な愛を描いている。現在は、映画の脚本、小説・エッセイ・シナリオ執筆、映画監督/出演など、活動は多岐にわたる。1997年『ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜』で第41回岸田國士戯曲賞を受賞、『キレイ 神様と待ち合わせした女』で第38回ゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。2005年に発表した初の純文学小説『クワイエットルームにようこそ』は、芥川賞候補作になり、2007年には松尾の脚本・監督により映画化された。
http://www9.big.or.jp/~otona/







撮影:田中亜紀
マシーン日記
1996
多指症で躁病の暴力的な兄。天才的な機械修理工であるが強姦魔の弟。強姦されながらも弟に思いを寄せる兄の妻は、学生時代にあったイジメの心の傷をジュクジュクと舐めている。曖昧さを拒絶する機械フェチの女は、弟の「クズ」ぶりに興味を持ち自分をマシーンになると宣言する。複雑な四角関係は、人間存在の欠落と不毛に焦点を当て、黒い哄笑を振りまきながら、グランギニョルじみたスタイルで毒々しいカタルシスの花を咲かせる。

初演年:1996年
幕/場数:1幕
キャスト:4人(男2・女2)
初演カンパニー名:トムプロジェクト
[外国語台本]英語
問い合わせ:国際交流基金Performing Arts Network Japan



撮影:谷古宇正彦
キレイ 神様と待ち合わせした女
2000
三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。監禁されていた少女ケガレは10年ぶりに地上に逃げ出し、ダイズでできた兵隊の死体を回収する企業の社長令嬢と親しくなる。そんなケガレを見守るのは、成人したケガレ=ミサだった。時空を超えて交感するケガレとミサ。やがて、過去・現在・未来が混淆するなか、ケガレは忘れたはずの忌まわしい記憶と対決していくことになる。

初演年:2000年
幕/場数:2幕
キャスト:29人 (男15・女14)※初演時
初演カンパニー名:Bunkamura


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