The Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
Artist Database
渡辺 えり
Born: 1955
Function: 演出家 劇作家 俳優
Company: オフィス3〇〇


Profile:
山形県出身。舞台芸術学院、青俳演出部を経て1978年より「劇団3〇〇」を20年間主宰。劇作・演出家・女優を務めた。現実と幻想が混在する、ノスタルジックな世界を描く作風で人気を集める。83年、代表作『ゲゲゲのげ』で岸田國士戯曲賞を、87年『瞼の母』で紀伊國屋演劇賞を受賞。女優としても96年公開の映画『Shall We ダンス?』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞などを受賞している。2001年、演劇の枠組みにとらわれない新ユニット「宇宙堂」を旗揚げ。03年より劇団にするが、07年さらに「オフィス3〇〇」に改称。また、演劇のジャンルを超えた活躍も目覚しく、04年には中村勘三郎の勘九郎時代最後の演目、舞踊劇「今昔桃太郎」を、07年8月には歌舞伎第二弾となる「新版舌切雀」の作・演出を手掛け大きな話題となった。06年からは、関東学院大学客員教授就任。
http://office300.moo.jp/







©Office 3OO
ゲゲゲのげ 逢魔が時揺れるブランコ
1982
死の床で意識不明状態の老婆。彼女の頭の中では、出産時に死んでしまった双子の弟マキオの物語が紡がれている。それは小学校でいじめの標的にされるマキオと、彼のヒーロー・ゲゲゲの鬼太郎(きたろう)が住む魔境、そして東北のとある林の中で宝探しをする男と少年・千太(せんた)、3つの世界が交錯する不思議な世界の物語だ。マキオと千太が出会うとき、老女の物語とマキオたちの世界は「死者の記憶」を媒介に混ざり合い、境界をなくし溶け合っていく。

初演年:1982年
幕/場数:1場
キャスト:18人(男9・女6・その他3 だが、全ての役を男女どちらら演じても構わない)
初演カンパニー名:劇団3〇〇
[外国語台本]英語『HALF A CENTURY OF JAPANESE THEATER V 1980s Part1』(紀伊國屋書店)
問い合わせ先:オフィス3〇〇



撮影:加藤英弘
夢ノかたち〜私の船〜/〜緑の指〜
2006
「私の船」…祭りの喧騒をよそに洋裁学校「ドレメ・ドラマ・ドリーム学園」では生徒たちがミシンを踏み続け、夢のようなドレスを縫っている。迷い込んだ青年・田岡と滝沢は、学園長の不思議な家族と出会う。赤い水ヨーヨーに執着する妻・角子(かくこ)、母のためにミシンを踏む娘・福子(ふくこ)、仕上がることのない絵を描き続ける息子・縞男(しまお)。人々を翻弄するように不可思議な現象が起き、やがて学園が精神病院であることが分かるが……。「緑の指」は続編として同年上演。福子のその後が描かれる。

初演年:2006年
幕/場数:1場/1場
キャスト:私の船 19人(男8・女10)/緑の指 24人(男11・女13)
初演カンパニー名:宇宙堂


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