国際交流基金 The Japan Foundation Performing Arts Network Japan

Japan Topics ジャパントピックス

Updated: 2021.10.7

「YPAM – 横浜舞台芸術ミーティング」(仮称)開催決定(2021年12月1日〜19日)

 1995年に「芸術見本市/Tokyo Performing Arts Market」としてスタートしたTPAMが、創造都市横浜との連携を強化し、地域へのコミットメントと国際的芸術交流を同時に追求する「YPAM – 横浜舞台芸術ミーティング」(仮称)として再出発することを発表した。

 TPAMは2011年に名称を「Market」から「Meeting」に変更。開催地を横浜に移すなどしながら、通算25回(内、横浜で11回)の開催を通して、公演の実施だけでなく、ミーティングなどを通じて国内外の関連団体とのネットワークを構築してきた。2015年からはアジア諸国との国際共同製作にも参画。現在では国内唯一かつ影響力のある舞台芸術プラットフォームの一つとして国際的にも認知されている。

 2021年12月の開催に先駆けて、公募部門「YPAMフリンジ」をより多くの人に活用してもらうための発信基地として「YPAMフリンジセンター」を横浜・黄金町の黄金スタジオ(黄金町エリアマネジメントセンター)に開設。トークイベントや交流会の開催を予定。

YPAM – 横浜舞台芸術ミーティング
https://ypam.jp

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 AUTUMN」開催(2021年10月1日〜24日)

 京都発の国際フェスティバル「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」が2021年10月1日から24日まで開催される。2021年春の開催より引き続き川崎陽子、塚原悠也、ジュリエット・礼子・ナップの3名が共同ディレクターとして率いる。

 今回は、パンデミックという危機の時代における「いま」をどう生き抜くかという切実な問いの下で、覆い隠されている「聞かれないもの」「見えないもの」「聞き過ごされているもの」「見過ごされているもの」を感じ取るキーワードとして「もしもし?」というテーマを設定。ディレクターメッセージでは、「聞かれなかった声、内なる声、過去と未来の声、人間のものではない声、声と身体との関係性、あるいは集合的な声と身体の関係性に注目して、私たちがいま置かれているこの時を考える場にしたい」としている。

 フェスティバルを構成する3つのプログラム「Kansai Studies」「Shows」「Super Knowledge for the Future [SKF]」のうち「Shows」では、国内外から先鋭的なアーティストが参加。シンガポールのホー・ツーニェンは、京都学派を題材に山口情報芸術センターとのコラボレーションによるVR作品『ヴォイス・オブ・ヴォイドー虚無の声』を発表。野外パフォーマンス・プロジェクト『Moshimoshi City』では岡田利規、神里雄大、中間アヤカなどのアーティストが京都という街における想像上のパフォーマンスを声のみによって立ち上げる。また、独自のリサーチに基づくサウンドインスタレーションで注目を集める荒木優光は、カスタムオーディオシステムを搭載した車たちを「出演者」として比叡の谷間に組曲を轟かせる新作『サウンドトラックフォーミッドナイト屯』を発表。インドネシアの実験的音楽デュオ「SENYAWA」のルリー・シャバラは、自身が生み出した即興コーラスシステム「ラウン・ジャガッ」を用い、公募で集まった出演者とともに新たな合唱を展開する。

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
https://kyoto-ex.jp

「東京芸術祭2021」開催発表(2021年9月1日〜11月30日)、人材育成を担う「東京芸術祭ファーム」も始動

 東京芸術祭2021(主催:東京芸術祭実行委員会)の会期及びプログラムの一部が先行発表された。2021年9月1日から11月30日にかけて、豊島区池袋エリアを中心に「歴史のまばたき」をテーマに開催。発表されたのは、フランスの太陽劇団が20年ぶりに来日して上演する新作『金夢島 L’ÎLE D’OR KANEMU-JIMA』( 仮題 )や、スイスの演出家ミロ・ラウの映像作品などの海外プログラム、青木豪演出による野外劇『ロミオとジュリエット』、ロロ、スズキ拓朗、Baobab、きたまりによる意欲作など。総合ディレクターは引き続き宮城聰が務める。

 また、昨年までAPAF(Asian Performing Arts Farm)として実施されていた同芸術祭の人材育成プログラムは、フェスティバル/トーキョー(F/T)で行われていた研究開発・教育普及プログラムと合わせた「東京芸術祭ファーム」として再始動。多田淳之介がディレクターに就任し、出会いと学びの場「スクール」、現場研修の機会「インターンシップ」、研究開発に挑む「ラボ」の3つのカテゴリーで、公募で選ばれた参加者を中心にプログラムを展開する。 なお、東京芸術祭の全プログラムは8月下旬公開予定。

東京芸術祭
https://tokyo-festival.jp/2021/