国際交流基金 The Japan Foundation Performing Arts Network Japan

Performing Arts network Japanは、稀にみる多様性をもつ、刺激的な日本のパフォーミングアーツを紹介する国際交流基金のサイトです。最新情報を発信するともに、日本のアーティストや国際的に活躍するプレゼンターのロング・インタビューを合わせて約300人、日本の現代戯曲のシノプシスを約250作品収録する貴重なアーカイブになっています。

Vol. 151 Updated : 2021.11.24

Perfoming Arts in Japan 日本の舞台芸術

Artist Interview アーティストインタビュー

中村壱太郎
演劇

Kazutaro Nakamura, opening new horizons for traditional arts, exemplified by his first film work ART Kabuki prompted by the COVID-19 pandemic
新型コロナをきっかけに映像作品「ART歌舞伎」を発表
伝統芸能の未来を拓く中村壱太郎

中村壱太郎(1990年生まれ)は上方歌舞伎を継承する若手女方。2016年には、シンガポール出身の演出家オン・ケンセンが演出を手がけた現代劇に出演するなど、異ジャンルにも挑戦。新型コロナで歌舞伎公演が大きな影響を受ける中、日本の伝統を踏まえた新たなクリエーションによる映像作品「ART歌舞伎」を発表。伝統芸能の未来を担う新鋭として、画期的な企画力で行動し続ける中村壱太郎の思いとは?

吉開菜央
ダンス/映画

Dancing and filming pre-verbal
emotive impulses
言葉になる前の情動を
踊り、映像にする

振付家・ダンサーで、映画作家である吉開菜央(1987年)。古い木造一軒家に溜まったモロモロを女の子たちが身体表現で表出する『ほったまるびより』(2015年)、若い女性が言葉の代わりに花を吐く短編映画『Grand Banquet』(2018年。第72回カンヌ国際映画祭監督週間短編部門正式招待作品)など、身体表現と映像制作の両面を必須の要素とした作品世界についてインタビュー。

OKI
音楽

The Music of OKI’s World
Rooted in the Tonkori and the Unique Expression it Inspires
トンコリでルーツと表現を繋ぐ
OKIの音楽世界

カラフト・アイヌの弦楽器「トンコリ」を基調とした革新的な音楽で世界を股にかけて活躍するミュージシャンOKI。レゲエ、ダブ、R&B、ジャズ、ワールドミュージック、アイヌ伝統音楽など世界のルーツ音楽を織り交ぜた音楽表現に挑戦し、音楽プロデューサーとしても活躍するOKIの世界に迫るロングインタビュー。

International Presenter 世界のプレゼンター

Presenter Interview プレゼンターインタビュー

ムハンマド・アベ
インドネシア

Spreading from Indonesia into Asia,
a Platform for Theater and Playwriting
インドネシアからアジアに広がる
戯曲のためのプラットフォーム

2009年に東京で開催されたアジア劇作家会議をきっかけに、翌10年からインドネシアのジョグジャカルタで毎年実施されてきたインドネシア・ドラマリーディング・フェスティバル(IDRF)。19年にはIDRF10周年記念として日本や東南アジアの劇作家を招いたアジア劇作家ミーティング(APM)2019を開催。IDRF、APMなどアジアの戯曲のためのプラットフォームづくりに尽力するキュレーターで翻訳も手がけるムハンマド・アベにインタビュー。

ジャヤチャンドラン・パラジー
インド

Attakkalari Centre’s Aims
As a Base for Contemporary Dance in India
インドのコンテンポラリーダンスの拠点
アタカラリ・センターが目指すもの

伝統舞踊が強いインドにあって、コンテンポラリー・ダンスへの道を切り開いてきた拠点が、南インドのベンガルールにある「アタカラリ・センター・フォー・ムーヴメント・アーツ」。その創立者であり、芸術監督を務めるのがジャヤチャンドラン・パラジーだ。海外とのネットワークの構築、ビエンナーレの開催、アーティスト・イン・レジデンスによる創作など幅広い活動についてインタビュー。

中村茜
日本

With Corona” Perspective
Akane Nakamura (producer) Interview
With コロナ の視点
中村茜(プロデューサー)インタビュー

民間のパフォーミングアーツの制作会社「株式会社precog」を率いるプロデューサーの中村茜(1979年生まれ)。岡田利規(チェルフィッチュ)、神里雄大、矢内原美邦(Nibroll)、金氏徹平、飴屋法水らとともに、演劇・ダンス・美術・文芸等、ジャンルを越境するプロデュースを仕掛け、同時代の表現を追求してきた。コロナ禍で新たなオンライン配信作品にチャレンジするとともに、これまで劇場にアクセスしづらかった人々のプラットフォームとして「THEATRE for ALL」(文化庁委託事業)を開設。プロデューサーとしての出発点から配信プロジェクトまでインタビューした。

New Plays 日本の新作戯曲

Soto no Michi (The Outside) Tomohiro Maekawa 外の道
New!
前川知大

2020年に上演予定だったが新型コロナの影響で延期し、ワーク・イン・プログレス公演、特設サイトでの創作過程の公開などを経て改訂を行い、2021年5月に発表。20数年ぶりに再会した同級生二人が、暗闇が迫り遠くから怪音が響くカフェのような広間で、秩序を失った奇妙な日常について「語り合う」という設定。語りに合わせて、部屋にいた他の客と思われた人たちが家族や恋人になり、話の内容を再現していく。事実か妄想か判然としない中、やがて部屋は闇に飲み込まれて……。

Jiken (The Incident) Takuya Murakawa 事件 村川拓也

学生時代に学んだドキュメンタリー映画の影響を受ける演出家・映像作家の村川拓也が2021年に発表した実験作。自ら居合わせたスーパーでの刺傷事件を題材に、実際に舞台に登場するレジ係の店員と客、スピーカーからの声として登場する店長などによって、事件に繋がる目には見えないストレスフルな日常が描き出される。

Banana no hana wa taberareru
(You Can Eat Banana Flowers)
Suguru Yamamoto バナナの花は食べられる 山本卓卓

劇作家・演出家の山本卓卓が主宰する演劇集団「範宙遊泳」が2021年に初演。新型コロナウイルス感染症の影響により20年にオンライン作品として『バナナの花』全4話を先行公開。その後、舞台作品として発表し、6台のカメラで収録した映像作品をオンデマンド配信。マッチングアプリのユーザーと女に化けて客を誘い込むサクラ(オトリ)として出会った2人の男が、意気投合して探偵業をはじめる──。

Arts Organizations 世界の支援団体

Bangkok International Performing Arts Meeting (BIPAM) バンコク国際舞台芸術ミーティング(BIPAM)
Coming soon
バンコク国際舞台芸術ミーティング(BIPAM)
Coming soon

国連が掲げたSDGsを達成するため、欧州委員会がEU域内の文化セクターとの対話を行うことを目的に提供しているプラットフォーム。公募で参加団体を募り、代表者を招き、文化やクリエイティブ・セクターにおけるジェンダーの平等やアーティストの労働環境など様々なトピックについてブレインストーミング・ミーティングを実施。政策立案の過程に活かす仕組み。

Voices of Culture
ヴォイセス・オブ・カルチャー
New!
ヴォイセス・オブ・カルチャー
New!

国連が掲げたSDGsを達成するため、欧州委員会がEU域内の文化セクターとの対話を行うことを目的に提供しているプラットフォーム。公募で参加団体を募り、代表者を招き、文化やクリエイティブ・セクターにおけるジェンダーの平等やアーティストの労働環境など様々なトピックについてブレインストーミング・ミーティングを実施。政策立案の過程に活かす仕組み。

Freemuse フリーミューズ フリーミューズ

芸術における表現の自由と文化多様性の保護を提唱する国際NGO。本部はデンマークのコペンハーゲン。音楽と検閲に関する第1回世界会議の開催をきっかけに1998年に設立。当初は音楽分野の検閲を中心に扱っていたが、2011年より全ての芸術における表現と創造性の自由を対象に活動。